環境省連携プロジェクト 第3回 中間発表

2025年11月21日

【本日の流れ(Phase3:拡張と総括)】

  1. 中間発表趣旨紹介・プログラム説明(10分)
  2. パネリスト紹介(10分)
  3. 中間発表(60分)
  4. クロージング(15分)
中間発表を行った。
中間発表資料
【中間発表の際に、提示したリメイク服】

自分たちの班のコンセプトは【流行を追うから“流行をつくる”へ】。
今どきっぽくリメイクし、それを安く販売し循環することを目標に活動している。
質問事項やプラスの観点、アドバイスとして伺ったこともまとめておく。
質問事項は、リメイクで出た端切れはどのようにするか?→シュシュ等の小物としてゴミを出さないように工夫すると回答済み。
ユーザー視点で、リメイクを楽しみながらできるのが良い。
再現性はビジネスに乗りやすく、最小限で、経費・コストのかからない提案が良かった。
販売に対するアドバイスとしては、品質表示タグを作ること。(転写紙とかで簡単に作れる。)
かかった時間を算出し、最低賃金を割り出し、原価コストを考え、利益の視点も加えての価格設定をしていく。
ブランディングに対するアドバイスとしては、ブランドをマッピングし、徹底的にPRやマーケティングをまねる。
ただ環境に良いことをしても継続できない。
継続するにはデザイン・マーケティング・ブランディングが大事。
参考:「good on you」というエシカルファッションのレーティングサイト

【ほかの班のコンセプトや印象に残った言葉について】

いつき班
ワークショップを題材に、【衣類循環をもっと身近に、思い出を形にする】をコンセプトとして活動。
捨てる動機について、大人の服は嗜好変化を理由に5年、子どもの服はサイズアウトを理由に2年と数値化を出していたのが印象に残ったし、発表時の参考になった。
キーホルダーというプロダクトも、ゼミと絡めて考えている点が素敵だなと思った。
NFCタグで子どもの声を入れたり、服を着てるときの写真を入れて、思い出としての価値を残す点で、Community Loopsの取り組みについて賛成意見も取り入れていていいなと思った。
子どもと親の両方に視点を向けて、どちらに対しても情緒に訴求している点が素晴らしいなと思った。
ちさと班
1人で気軽にできるリサイクルのきっかけを提供。ハードルを下げ、習慣化。
全て手縫いででき、簡単かつ手軽であることを一番大事にしている。
【できることから始めるリサイクル、小さな行動が社会を変える】をスローガンに活動。
InstagramのQRコードを最後に提示しているのは良かったなと思ったし、発表時に参考にしたいポイントだった。
1度ハサミを入れると他人感が無くなり、人が履くというより布として感じるという言葉が印象に残った。
横浜市が、地域全体でコミュニティが回るようにしていきたいというワードに引っかかっていたのも良かった。
どこかの誰かが自分のサイクルとして回してほしいという表現も素敵だった。
パネリストのコメントで印象的で、改めて気づかされた観点や言葉は・・・
きいち班
コンセプトが【服の遺伝子】というワードに引き込まれた。
NFCタグに、服の情報を搭載し、遺伝子レベルで服の家系図を作るというアイデアが斬新で素敵だなと感じた。
着れる服ではなく、着たい服を作り、愛着を持てるようにすることを大事にしている点は、捨てない文化を育む観点にマッチしていると感じた。
H&M・UNIQLO・GAPという競合ブランドの服を1つにしたと伝えてることに違和感を感じたが、服の遺伝子というコンセプトを伝える点においては逆に良かったのかとも感じた。
中間発表までにホームページも作成してるのは普通に尊敬した。
パネリストのコメントで印象的で、改めて気づかされた観点や言葉は・・・